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【北九州市】門司港旅行記

九州

先日4月8日(土)に門司港を訪れたので、旅行記なるものを書いてみようと思います。

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門司港について

門司港は、地名の通り港が近くにある北九州市門司区の港町です。
本州と九州を繋ぐ関門海峡大橋の近くで、古くから九州の玄関口として栄えてきました。

今から100年前の大正9年には、現在の門司区である門司市の人口が95,087人と現在の門司区の人口を上回っています。
戦前の1940年(昭和15年)には約14万人、高度経済成長期の1960年(昭和35年)には約16.5万人とピークを迎え、その後は減少を続けて今に至ります。

しかし、近代の発展の遺産が数多く残されており、現在の門司港駅周辺は「門司港レトロ」地区として、北九州市や福岡県を代表する観光地となっています。

門司港訪問

門司港地区に到着したのはお昼過ぎ。
栄町銀天街という古い商店街の近くの駐車場に停めました。
(門司港レトロ地区は観光地なので少し駐車場は割高ですが、この辺は安かったです)

栄町は門司港地区の商業中心地なのですが、観光客はこちらまで来ていないようです。

栄町から数分歩くと、門司港レトロが見えてきます。
その手前には、観光用トロッコが走っている踏切があります。

1時間に2本しか走っていませんが、運よく列車を写真に収めることができました。
「しか」と言いましたが、1時間2本は観光用にしては十分多いですね。

少し門司港周辺の街並みも写っていますが、北九州市の中心部から外れた地域にも関わらず、しっかりとした市街地が広がっています。
さすが人口100万人近い政令指定都市ですね。

門司港レトロ地区に到着しました。
この辺は、観光客用の商業施設が軒を連ねる海辺の道です。
ここにロバート秋山さんのご家族が経営しているお店があったのですが、今はもうなくなってしまいました。

かなり人通りが多く賑わっていました。
フリーマーケットのようなものが行われていたのですが、訪れた時間帯に数千人は門司港レトロ地区にいたと思います。
いくら観光地とはいえ、郊外のイベントにこの規模の人出は北九州市の規模を感じさせられます。

フリーマーケットだけで100店舗はあったと思います。

上の画像に見えるのは門司港のシンボル的な高層マンション「門司港レトロハイマート」です。
高さは127mです。

手前の建物は「大連友好記念館」です。
歴史ある建物かと思いきや、大連友好都市締結15周年を記念して、中国・大連市の歴史的建造物を模して建てられたそうです。中では大連料理屋さんが営業しています。

少し歩くと、「ブルーウィングもじ」というはね橋に到着しました。
はね橋なので、1日に数回開閉が行われています。
ここから見える建物群も、特徴的な建物が多いですね。
奥に見えるのは関門海峡の歴史を学べる博物館で、左に見えるのはプレミアホテル門司港です。

この橋を過ぎると、関門汽船のフェリーターミナルがあり、門司港と下関市「唐戸市場」を結ぶ船に乗ることができます。かの宮本武蔵・佐々木小次郎の決戦の地として有名な「巌流島」にもいくことができます。

対岸には下関市が見えます。
下関市は山口県最大の都市で、門司区と同じく本州の玄関口として栄えてきました。
ビル群やタワーが見え、都会的です。

また、関門海峡を結ぶ「関門橋」も姿を見せます。
最短幅約650mで、少し泳ぎが得意なら泳いで渡ることも容易な距離でしょう。
九州は「島」として独立しているように見えて、本州と九州間は首都圏を流れる荒川の最大幅の約1/4ほどしかなく、ほぼ繋がっていると言っても過言ではありません。

はね橋を抜けると、海岸沿いの広い道に出ることができますが、この辺までフリーマーケットが続いており、人で賑わっていました。
快晴で綺麗な街並みが広がり、観光地として素晴らしい街です。
この道を左に曲がって、門司港駅方面に向かいます。

駅前の交差点の光景ですが、門司港のレトロな雰囲気が感じられる場所でした。
レトロを売りにする観光地は数多くありますが、かなり規模が大きいですね。
ファミリーマートも観光地色をしています。

さて、こちらが門司港駅です。
ふつくしいです。昭和の香りがしますね。
JR九州の幹線「鹿児島本線」の終着駅です。
1914年に現在の駅舎が完成して以降、100年以上この地の鉄道中心駅として構えている駅舎です。
国鉄の民営化後も、JR九州の本社はしばらく福岡と北九州の2拠点制をとっており、旧JR九州本社ビルがこの写真の左手に残っています。

現在も門司駅と並んで北九州市門司区の中心駅であり、
年間乗車人員は、コロナ前で約5000人/日でした。

2019年末ごろ、旧本社ビルをホテルに改装する話が上がっていたのですが、コロナの影響もあってか進捗はなさそうです。

当ブログで北九州市の鉄道を取り扱っているので、お時間があればよろしくお願いします。

切符売り場や観光案内所も大正レトロを感じさせる佇まいです。
近年、改装工事がされていたため、駅舎の中はとても綺麗です。

入って右手にはスターバックスが運営していました。
置き看板以外に主張はなく、海外チェーンの異物感を全く感じさせません。
デベに勤めていた頃一度ここで営業したなぁ。。

少し過ぎると、駅のホームがあります。
終着駅ということもあり、頭端式ホームですね。
2面4線と、終着駅らしいホームです。

2駅進んだ門司駅にて、山陽本線下関行きと分岐するため少し本数は控えめですが、ラッシュ時利用する分には問題ない頻度で運行されています。

門司港横に出て振り返ると、そこには100年の歴史を感じることができる素晴らしい光景が広がっていました。
古き良き日本の駅です。

個人的にはこの写真が一番好きです。
この気持ち、わかりますでしょうか、、?

すぐ近くには、九州鉄道記念館の入り口があります。
ミニ鉄道に乗れたり、SLや国鉄・寝台列車の車両が保存・展示されています。

最後に、北九州市の夜景をあげておきます。
思ったより都会でびっくりです。

門司港の後に訪れた小倉の飲み屋街は広くて密度も人通りも多く、かなり栄えていました。
この日は小倉の中心部にある男性専用サウナ「TOTONOI」にお邪魔しましたが、深夜2時まで空いており、サウナ好きにはありがたい施設です。

終わりに

北九州市門司区「門司港レトロ」に行った話でした。
初の旅行記でしたがいかがでしたでしょうか?
このサイトを立ち上げて初めてブログっぽいことしたなぁと思っています。

北九州市の観光の中心的存在であった「スペースワールド」が無くなってしまい、現状唯一の観光地としてどんどん開発が進んでいます。
商業施設の建設計画もあるようですね。
そのスペースワールド跡地には今月(2022/4)、イオン運営のアウトレットモール「THE OUTLETS KITAKYUSYU」がオープンする予定です。
日本最大級の商業施設として新たに誕生するので、機会があればこちらも記事に上げたいです。

今後もどこかに行った時は旅行記なるものを投稿しようと思います。
北九州市の魅力が少しでも伝えることができたなら幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました。

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