将来推計人口

国立社会保障・人口問題研究所が2023年12月に、2020年の国勢調査のデータをもとに調査した「将来推計人口」を公表しました。 また、同時期に福岡市が独自に試算した福岡市の将来推計人口を公表しており、これらのデータを比較して政令指定都市や福岡都市圏内の将来推計人口を比較します。

札仙広福は、人口の増加や3大都市圏を超える地価の上昇率など、急激に発展を遂げている地方中枢都市です。 しかし、札幌・仙台・広島・福岡の状況は様々です。4都市を比較し、各都市の課題を見ていきます。

東北地方最大都市「仙台市」を有する宮城県の将来推計人口の紹介・考察を行います。 東北地方は全国的に見て少子高齢化が深刻な地域ですが、その中心部である宮城県もその例外ではありません。 宮城県の未来を考えるきっかけになればと思います。

先日、JR西日本から公表された赤字ローカル線一覧では、広島駅を起点とする芸備線がかなり深刻な赤字であることがわかりました。 歴史上日本の人口が最高の1億2千万人存在する現在でもそのような議論が起こっています。さらに人口が減少する広島県を見ていきます。

秋田県は全国でも高齢化率の最も高い都市の一つです。この高齢化率の高さが影響し、将来推計人口では絶望的な数値が推計されています。 秋田県は積極的に高齢化対策や人口減少に向き合い、日本の先進事例として少子高齢化問題に向き合う必要があります。

政令市で最も高い人口増加率を誇る福岡市と、人口減少数が最も多い北九州市を有する福岡県の将来推計人口を分析します。福岡市の発展が目立つ中、福岡県内の自治体は急激な高齢化と人口減少に突き進みます。

今回は、国立社会保障・人口問題研究所のデータをもとに、2025年・2035年・2045年にどれだけ人口が減少するのかを都道府県毎に図視化して見ていき、地域毎の傾向を分析します。