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福岡天神センタービル 建替計画が明らかに! かつての天神最大級ビルが再開発へ

再開発

2025/7/28 野村不動産と竹中工務店は「福岡天神センタービル」建替計画の概要を公表しました。
「福岡天神センタービル」は、地下鉄天神駅・赤坂駅に挟まれた場所にあった大規模オフィスビルです。
かつて野村證券やりそな銀行などの大手金融系の企業が入居しており、築50年を迎えようとしていたタイミングで解体工事が行われていました。

解体前の福岡天神センタービル
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開発地

外観

外観完成予想パース
引用元:https://www.takenaka.co.jp/news/2025/07/06/pdf/20250728_Release_fukuoka.pdf
昭和通り側エントランス完成予想パース
引用:https://www.takenaka.co.jp/news/2025/07/06/pdf/20250728_Release_fukuoka.pdf
明治通り側エントランス完成予想パース
引用元:https://www.takenaka.co.jp/news/2025/07/06/pdf/20250728_Release_fukuoka.pdf

外観は、建て替え前の福岡天神センタービルを彷彿とさせる、重厚感のあるオフィスビルに見えます。
付近で再開発が進む「天神住友生命FJビジネスセンター」や「福岡大名ガーデンシティ」と同様に、低層部は商業施設が入る予定になっており、明治通り沿いに東西に渡って新たな商業集積が進みそうです。

計画概要

高さ約106m (制限:115m)
敷地面積4,863.19㎡
延床面積約69,000㎡
構造S, SRC, RC造
規模地上21階, 地下3階
施設構成オフィス・商業・駐車場・駐輪場
着工2025年度予定
竣工2028年度予定
引用元:https://www.takenaka.co.jp/news/2025/07/06/pdf/20250728_Release_fukuoka.pdf

建替え前は、地下にも商業施設が複数ありましたが、今回も地下通路と接続して商業施設が入居するようです。オフィスが爆発的に増えた天神地区のランチ難民を救うような飲食店が入るのか、期待されます。
一方、高さ制限より9mほど低くなっているのが少し残念ですが、容積率が1400%を超えるので仕方のない面もありそうです。

今後の天神地区の再開発について

天神ビジネスセンターから始まった天神地区の再開発ですが、大名ガーデンシティや天神ブリッククロス、ヒューリック福岡ビルなど明治通り沿いの開発はほぼ完成時期を迎えています。
パルコ(旧岩田屋)や新天町商店街、イムズ跡地など未着工・着工中物件の完成を複数控えており、天神地区へのオフィス供給や商業施設の新設は今しばらく続くでしょう。

若者向けの商業施設が急激に減少する中、これらの再開発後に入居するテナントに期待したいです。

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