スポンサーリンク

【福岡市】香椎駅周辺 再開発の現状と今後の発展 2022

再開発

香椎駅周辺は福岡市東部地域における拠点地域で、福岡市内では副都心と位置付けられています。
神功皇后をゆかりとする香椎宮が存在し、「香椎(カシヒ)」の名は「古事記」や「日本書紀」などの古い書物にも掲載されている由緒正しい歴史のある地域です。

古くから栄えた香椎地域は1999年より再開発が行われており、2026年が完成予定となる534億円の大規模工事が進められてきました。
今回はこの香椎駅周辺の街並みを紹介していきます。

現在の再開発情報のみ確認されたい場合は、index「香椎駅周辺の再開発」をご覧ください。

スポンサーリンク

香椎駅周辺土地区画整理事業

香椎土地区画整理事業
引用:福岡市HP https://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/kashii-shogyo/machi/kashiimatidukuri/index_2.html

香椎駅周辺土地区画整理事業は、JRの隣駅である千早駅周辺の土地区画整理事業と並行して進められてきました。千早駅周辺の再開発は元々操車場跡地という更地からの開発なので先に完成しており、香椎駅周辺の再開発が中心となっています。
元々香椎駅周辺には複数の商店街や民家、商業ビルなどが密集しており、今回の区画整理によってかなり取り壊しや建て替えが行われています。

土地区画整理については現在完成しています。着手前は香椎駅前線を除き細い路地が多く、この路地に沿って複数の商店が軒を連ねていました。
土地区画整理の完成後は、千早香椎線、香椎駅西線、香椎駅北線など線形が良く車線も多い都市計画道路が敷かれ、歩きやすく開けた街並みに作り替えられています。

数十年前には商店街が広く反映し、東の副都心としての活気がある街でしたが、中規模マンションや商業オフィスなどが中心となった今の香椎では、当時の商店街の活気は現在のところ見ることができなくなっています。

現在の香椎の街並み

再開発によって昔ながらの雑多で活気のある商店街は消えてしまいましたが、悪いことばかりではありません。歩道が広く整備され、清潔感のある新しい街並みが近年完成されつつあります。

西鉄香椎駅周辺

現在の西鉄香椎駅

元々地上を走っていた西鉄貝塚線(宮地嶽線)はこの再開発の一環として高架に切り替えられました。
西鉄線の東西で分断されていた香椎の街は一つとなり、明らかに回遊性は増しています。
西鉄香椎駅とJR香椎駅は徒歩2〜3分程度の距離にあり、天神・博多へのダブルアクセスが可能な地域として利便性も高いです。

西鉄香椎駅前ロータリー

西鉄香椎駅前のロータリーも綺麗に整備されており、ロータリーに沿って路面店が軒を連ねています。
貝塚線沿線の駅では唯一の商業地なので、利用客も4,000人(2019年)を超えています。

西鉄香椎駅に隣接するセピアテラス西鉄香椎

西鉄香椎駅の高架沿いには新しい商業施設も建設されています。
セピアテラス西鉄香椎には、様々な飲食店や保育園などが入居しており、再開発の象徴の一つとなっています。
土地区画整理が進むにつれて香椎の商業イメージはかなり後退してしまいましたが、このビルはその中でも開発初期から多くの利用者を集めていました。


西鉄香椎駅の東側では古くからある香椎名店街が再開発され一つの建物に生まれ変わっています。
バーやうどん居酒屋、ラーメン居酒屋など安価な飲み屋が多く入居しており、普段から多くのサラリーマン・地元住民に利用されています。
こちらの建物も再開発初期に建て替えられ、衰退した香椎の商業イメージの中かなり健闘してきました。

西鉄香椎駅を出るとすぐ先にJR香椎駅が見えます。

香椎駅前線沿いには複数の商業施設が立ち並んでいます。
古い商業ビルと建て替えられた新しい商業ビルが入り混じり、この通り沿いは再開発前の雰囲気が残っています。わらび餅専門店やカジュアル居酒屋、マツモトキヨシなど再開発前には無い店舗が多くなってきており、香椎復活が近いことが伝わってきます。

JR香椎駅周辺

JR香椎駅

JR香椎駅の駅舎自体は昔のままですが、香椎宮をイメージした鳥居が建設されたりロータリーが整備されていることで、ランドマーク性が向上しています。

香椎駅はロータリー沿いの商業ビルが多く建て替えられました。
カラオケ店や5階建ての飲食ビルをはじめ、低層ですが繁華街としてふさわしい駅前に近づいています。

駅前の再開発は完成しておらず、未だ多くのビルが開発途中です。老朽化が進んだビルもまだ残っているので、香椎の今後の発展の如何によってはさらに発展する余地も残っています。
アイランドシティも香椎地区にあたるため、近年人口が増大している香椎周辺の商業動向は福岡市内でもかなり気になる案件です。

香椎駅北線南向き

JR駅を出てすぐの香椎駅北線はここ数年で路面店機能を持ったマンション群が数多く立ち並びました。
快速・特急停車駅であるJR香椎駅は福岡市の通勤路線「鹿児島本線」の中でも利便性の高い駅で、マンション需要の高さも納得です。
現在はマンション一階の路面店はテナント募集が多いですが、少しずつ埋まってきています。
元々香椎駅前線の方面に商業施設が集中していたため、南側への面的な広がりも感じられます。

その他

千早香椎線

香椎駅前線の中央で南北に交差する千早香椎線の沿線にもデザイナーズマンションやオフィスビルなど複数の新規建築物が建てられています。
この香椎地区の建物の多くは一階部分に商業施設が入居しているため、思ったよりも歩き回らなければ香椎の全貌は見えてきません。
駅周辺から少し離れているため3号線沿いは撮影していませんが、オフィスビル群が立ち並ぶ業務地区の街並みを見ることができます。

みゆき通り商店街

みゆき通り商店街は当時の面影がほとんど残っていないほど再開発されています。
道路は綺麗に整備され、中層建築物が複数建設されましたが、以前のような商店街の活気は全くありません。
香椎が衰退したとイメージ付ける大きな要因の一つですね。

しかし、最近はみゆき通りにも美容院以外の新しい商業施設が増えてきており、少しづつですが魅力ある商店街に近づいています。
Vansanは新しい商業ビルに入居しているイタリアンレストランですが、連日多くの人で賑わっています。

人通りはかなり少ない印象を受けましたが、かなりお洒落なケーキ屋さんが新規開業していたようで、こちらの店も有名になれば多くのお客さんが訪れるのでは無いかと思います。
店内やケーキもとてもおしゃれでした。

香椎駅周辺の再開発

最後に、現在進行している香椎駅周辺の再開発についての当サイト記事の一覧を紹介します。
よければご覧ください。


【福岡市】香椎駅前2丁目PJ新築工事
【福岡市】エムビルデベロップコア7 (香椎駅周辺再開発)
【福岡市】香椎駅前店舗付賃貸住宅計画 再開発
【福岡市】(仮称)香椎共同住宅新築工事 再開発

PR

大手不動産サイトの物件をまとめて掲載中!
賃貸物件など状況を一括検索できる賃貸アプリ「スモッカ」ではSUUMO、LIFULL HOME’S、athome、CHINTAI、アパマンショップなどの大手不動産サイトの賃貸情報などを一括検索できるサービスです。
450万件の掲載情報から探せて、もれなく入居決定で、対象者全員に「家賃1か月分」現金キャッシュバックキャンペーンを行っているようです。
是非以下のURLからインストールしてみてください!(スマホ限定)

Android専用 iOS専用

コメント

タイトルとURLをコピーしました