常盤通りにぎわい交流拠点利活用事業
宇部市常磐町一丁目に立地した「山口井筒屋宇部店」の跡地を活用した賑わい交流拠点の創出を行うPPP事業の優先交渉事業者として「合人社計画研究所」を核とする企業グループが選ばれました。
「山口井筒屋宇部店」は、中心市街地から平和通りを直進した先にある宇部市役所に近接した場所に立地し、車でのアクセスが容易です。
宇部市について
人口 158,092人
人口密度 552人/km2
宇部市は山口県南西部に位置する山口県第3の都市です。
人口規模は比較的多く、産業も盛ん。
人口はH7の182,771人をピークに減少を続けており、近年減少ペースが加速しています。
市内にはJR宇部線が市を横断するように走っており鉄道利用に便利な都市ですが、近年廃線議論も出ています。
宇部興産(UBE)の発祥の地であり現在の本店所在地は宇部市としている企業城下町であり、現在でも北九州・瀬戸内工業地域の一翼を担っている工業都市です。
山口井筒屋宇部店
山口井筒屋宇部店は2018年末に営業を終了した、北九州市の百貨店「井筒屋」の宇部店です。
1994年に売上高ピークの72億円に達しましたが、全国の百貨店の傾向と同様に売り上げが減少し、建物の老朽化もあり営業が終了されました。
再開発施設
発注者:宇部市 基本契約締結日:2023年6月19日 事業期間:2023年6月19日~2046年3月31日 開業予定:2026年10月 用途:公共施設・飲食・生活利便性機能
完成予想図を見ると、現在の宇部井筒屋の建物から大きくセットバックしており、低層階には飲食店と思われるイメージや中央にはホールのような予想図となっています。
立体駐車場と思われるイメージもあり、車利用やバス利用でのアクセスを想定していることがわかります。
長らく賑わいの核であった百貨店を引き継ぐ開発ですので、新たに宇部市の賑わいを生み出す施設となることが期待されます。
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