前回の記事にて、福岡市千早地区の再開発を取り上げた際にもう2箇所再開発現場を回ったので紹介します。
福岡県立福岡高等技術専門校の建て替えに伴い空き地となった北側跡地に、株式会社ハローデイが運営する複合商業施設「ハローパーク」の千早店が建設中です。
福岡県内のハローパークについて
ハローパークは、ハローデイの本社所在地に1店舗、福岡市西区周船寺に1店舗の2店舗存在します。
ハローパーク大手門 公式HP http://www.halloday.co.jp/1606.html
ハローパーク周船寺 公式HP http://www.halloday.co.jp/825.html
周船寺のテナントにはハローデイの他、GU、コメリ、サンドラッグ、セリアなどの大手商業施設のほか、焼肉店・ラーメン・ココイチなど複数の飲食店と美容室・ATMなどが入居しています。
また、大手門のテナントはハローデイ、しまむら、サンキュードラッグ、セリアの他、ワンカルビや手作りパン工房などの食関連施設、病院、果物店など様々な店舗が入居しています。
開発地
開発地自体の面積はそれほど広くはなく、周船寺店のような大規模店は考えられません。
工事現場の白看を見ると、地上4階建てと記載されています。大手門に近い規模となることが予想されます。
福岡高等技術専門校の北門が残っていました。門からは工事現場が見えますが、本格的に工事が始まれば工事用の白板で覆い隠されることでしょう。
計画地南側には新築された福岡高等技術専門校が建っています。
計画地は福岡市千早地区で、画像奥には近年再開発されて高層マンションや業務ビルが複数立地しているのがわかります。
福岡高等技術専門校裏側から開発地側の写真です。周りには同じくマンションが立ち並びます。
ハローパークには何が入る？
開発地周辺では、長らく千早地区の商業の中心施設であった香椎ビックマートビルが再開発によってなくなりました。
その影響で商業的な利便性が落ちたのは否めません。かつては香椎ビックマートビルにハローデイ・ダイソー・ドラッグストア・飲食店なども入居していました。
香椎ビックマートビルの店舗や、ハローパーク他店舗の状況も踏まえて、
- ハローディ
- Seria(百円均一)
- ドラッグストア
- 飲食店(焼肉？)
- 病院
この辺りは入居しそうですね。
近隣にはSunnyやマックスバリュ、レガネットなど多数のスーパーが立地するので、競合が激しくなりそうです。
ハローパーク千早 店舗・建物概要
2022年9月2日に福岡市からハローパーク千早についての「大規模小売店舗立地法による届出と縦覧」が公表されました！
地上・一階平面図
地上平面には駐車場26台と駐輪場が整備され、一階部分には核店舗であるハローデイが入居します。
かつて香椎ビッグマートビルにハローディが入居していたため、移転のような形ですね。
近隣にはマックスバリュがありますが三号線側からは少し遠いため、香椎ビッグマートビル跡地の大型マンションや公務員住宅からの集客が見込まれます。
2階平面図
2階には100円均一、ファッション系、ドラッグストアが入居します。
100円均一、ドラッグストアは香椎ビッグマートビルのハローディ側にも入居していたため、DAISOとサンドラッグが有力候補でしょうか。
非物販の3店舗は「バレー教室」「美容室」「保険」となっています。
3階平面図
3階は非物販店舗が3店舗の入居と駐車場34台になります。
非物販店舗は医療系・マッサージ・飲食店などが考えられますが現在は未公表のようです。
4階平面図
4階は屋上駐車場87台と非物販1店舗が入居します。
駐車場は計147台となり、通常のハローディ店舗と比較するとかなり多めです。ハローディを除く12店舗で集客を集められるかが鍵となってきそうですね。
屋上駐車場の階に店舗が入居するのは珍しいので、何が入居するのか気になります。
外観
4階建の店舗で、土地の境界線ギリギリまで利用した大型店舗の様です。
香椎ビッグマートビルという大型の商業施設が無くなった今、千早地区の商業核として大きな役割を果たすことが期待されます。
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