九州・福岡県に旅行をお考えの皆様、こんにちは。
今回の記事は、関西時代の大学の友人(先輩)に「福岡旅行行くけどおすすめある?」と聞かれたので、本気で観光ルートを考えてみようと記事にしてみました。
観光地が少ないと言われる福岡県ですが、何度も他県民を招いて観光して回った経験をもとに観光ルートを考えていきます。
どんな旅行にしたいか?
一口に旅行といってもどのような興味関心があるか、誰と観光するかによっていきたい観光ルートは大きく異なるでしょう。
例えば、人口が少ない都市から観光に来るなら「買い物」を優先したい方も多いでしょうし、大学生であれば、福岡観光といえどアクティビティがあれば嬉しい方もいらっしゃると思います。
今回の記事では、多くの人に参考にしていただけるよう、まずはおすすめの観光地をご紹介し、最後に状況や好みに応じた数パターンの観光ルートをご紹介していきます!
福岡県内おすすめ観光地!
到着日・最終日に半日で回れる観光地
まずは福岡市到着日に回れる観光地です。
長時間の移動で、長距離の移動を伴わないですむ観光地を紹介します!
1. キャナルシティ博多
キャナルシティは、福岡市博多区の中洲側に位置する巨大複合商業施設です。
キャナル(運河)シティという名の通り、巨大なショッピングモールの真ん中には運河が流れ、定期的に噴水ショーやイベントが開催されています。
福岡観光に来られている方なら押さえておきたい「ラーメンスタジアム」があるのもここ、キャナルシティです。
市内外のラーメン店が8店舗入居しており、お昼ご飯に最適!
映画館やジャンプショップ、飲食チェーンなど時間を潰せる施設も多く、地下鉄駅直結なので、時間が余った時にふらっと行くのも良いかもしれません😀
キャナルシティ
最寄駅:櫛田神社前駅
博多駅、天神南駅から一駅!徒歩でアクセスも可能。中洲に近いエリアです。
コンセプトなど⇩
https://canalcity.co.jp/service/concept
2. 太宰府天満宮
福岡県では1、2を争うであろう知名度の観光地「太宰府天満宮」は、全国天満宮の総本山であり、菅原道真公を主祭神とした神社です。学問の神様としても有名で、毎年多くの受験生がこの太宰府に訪れます。
繁華街の西鉄福岡(天神)駅から約40分で最寄りの太宰府駅に到着でき、太宰府駅を降りたらすぐにすぐに大規模な門前町の商店街に入ることができる観光しやすい立地も人気の理由です。
都心から観光地間は殆ど電車利用なので、お年寄りにも優しい選択肢となっています。
太宰府天満宮
最寄り駅:西鉄 太宰府駅
西鉄福岡天神駅から電車で約40分、太宰府ライナーバス「旅人」は博多駅・福岡空港駅から乗車できます。
太宰府天満宮HP: https://www.dazaifutenmangu.or.jp/
3. 九州国立博物館
日本で東京・奈良・京都に次ぐ4館目の国立博物館として開業した博物館で、九州周辺の文化財を中心に展示されています。
太宰府天満宮境内から動く歩道が敷かれたアクセストンネルが整備されており、太宰府天満宮観光と合わせて訪れることができます。
国宝や重要文化財の他、さまざまなイベントが定期的に開催されているため、要確認です。
九州国立博物館
太宰府駅から徒歩10分
イベント案内はこちらから
https://www.kyuhaku.jp/event/event_top.html
4. 福岡タワー(百道浜)
福岡タワーは最長部234mのタワーで、国内では「スカイツリー」「東京タワー」に次ぐ3番目に高いタワーです。
中間部は展望台となっており、福岡市の景色を一望できます。
付近は人工浜なので、夏には海水浴客で賑わうエリアです。
周辺は福岡市の副都心として、多くの高層オフィスビルやマンションが建つ業務地区でもあり、珍しい都市景観となっているので、街歩きにはおすすめです
福岡タワー
博多駅からバスで約25分
地下鉄では、15分で最寄り駅の「西新駅」に到着し、徒歩20分
公式HP
https://www.fukuokatower.co.jp/access/
5. みずほPayPayドーム、BOSS E・ZO FUKUOKA
「福岡ソフトバンクホークス」の本拠地である「みずほPayPayドーム」は、福岡タワーから徒歩でアクセスできるため、福岡タワーと合わせて観光できます。
タイミングが良ければ野球観戦や各種イベントを楽しむことができるのはもちろん、併設している「BOSS E・ZO FUKUOKA」では、複数の飲食店をはじめ、VRや巨大滑り台、王貞治ミュージアムなどさまざまなジャンルのアクティビティを楽しめるため、是非合わせて訪れてみてください!
みずほPayPayドーム、BOSS E・ZO FUKUOKA
最寄り駅: 唐人町駅 博多駅から約11分
最寄り駅から歩いて15分ほどかかります。試合やイベント時は直通バスも多く運行されています。
BOSS E・ZO FUKUOKA 公式HP
https://e-zofukuoka.com/
6. 大濠公園
大濠公園は、かつての「福岡城」のお堀が元となった都市公園です。
都市の中に美しい自然を残す、福岡市民憩いの場である公園の中では「福岡市美術館」「貸しボート」「日本庭園」など複数の施設が楽しめます。
堀の周りはランニングコースとなっており、沿道にスターバックスの店舗があるので、旅の疲れを癒すのにも最適です。
大濠公園
最寄り駅:大濠公園駅 博多から約9分
大濠公園HP
https://www.ohorikouen.jp/
7. 天神地下街
天神地下街は、九州最大の繁華街「天神」にある地下街です。
地下鉄天神駅・天神南駅間の約600mに並行して2本伸びる地下街は、19世紀のヨーロッパをイメージした作りとなっており、日本随一のお洒落な空間です。
地下街には約150店舗が軒を連ね、天神の主要な施設へアクセスできるため、ウィンドウショッピングを楽しみながら街を移動できます。
天神地下街
最寄り駅: 天神駅・天神南駅
天神地下街HP
https://www.tenchika.com/
8. 南蔵院
福岡市の隣町、篠栗町にある南蔵院は、全国的にはあまり有名ではないかもしれません。
世界最大のブロンズ製涅槃像が鎮座する南蔵院は、涅槃像の中に入ったり、篠栗四国八十八箇所の霊場巡りや、多くの御仏像巡りなどを体験できる、個人的にとてもおすすめの観光地です。
駅から南蔵院までは小規模な門前町が形成されており、このエリア全体が荘厳な雰囲気に包まれています。
ぜひ一考してみてください!
南蔵院
最寄り駅:城戸南蔵院前駅 博多から約25分
南蔵院HP
https://nanzoin.net/
9. 博多旧市街 東長寺
博多という街は、古来から大陸と日本を繋ぐ玄関口であり、日本最古とも言われる都市として長らく発展してきました。
福岡市内には多くの歴史あるお寺が存在し、その数は京都に次いで多いとされています。出典
博多駅の北西側は、これらの歴史的施設が集まる「博多旧市街」として福岡市が主導してこのエリアを推進しており、特に「東長寺」は観光地としておすすめです。
大仏殿には木造座像では日本最大級の大きさを誇る福岡大仏があり、その大仏の台座の下に「地獄・極楽巡り」の入り口があります。その中で、お化け屋敷のような暗闇を進んでいき、暗闇の中で「仏の輪」を探す体験ができます。
博多旧市街 東長寺
最寄り駅: 博多駅〜祇園駅〜呉服町駅 博多駅旧市街を巡るなら博多駅から出発できます。
博多駅旧市街観光ルート⇩
https://www.hakatamap.jp/kyushigai/
10. 中洲
日本三大歓楽街の一つ「中洲」は、大規模な夜の街として発展しています。
博多と天神の間に挟まれた場所にあり、那珂川が分流して形成された中州とその周辺で歓楽街が形成されています。
数多くの居酒屋・飲食店が軒を連ね、那珂川沿いには福岡観光で人気の「屋台」が何十件も運営されています。
上川端商店街や複合施設リバレインモール、博多座などもこのエリアに隣接し、多くの人で賑わっています。
中洲
最寄り駅: 中洲川端駅 博多駅から5分
中洲観光協会HP
https://www.nakasukankou.com/
11. 天神
九州最大の繁華街「天神」は、数多くの商業施設が所狭しと並ぶ大繁華街です。
ショッピングはもちろん、福岡グルメを堪能するのもココ!
天神にはさまざまなエリアがあり、百貨店やパルコなどの大型商業施設が立ち並ぶ「渡辺通」、若者向けのアパレル・路面店が集まる「西通り・国体通り」、古着屋やカフェ・バーなどが集まる裏通り「大名」、ライブハウスや飲み屋・クラブなどが集まる夜の街「親富孝通り」など、1日では堪能しきれない魅力の詰まった街です!
天神
最寄り駅:天神駅、天神南駅 博多駅から約5分
福岡市観光情報サイト よかなび
https://yokanavi.com/route/29208/
12. 小倉
小倉は、日本で13番目の人口を持つ大都市「北九州市」の中心部です。
後背地に日本一の「筑豊炭田」を持つことから、鉄鋼業の街として繁栄し、ピーク時には107万の人口を抱えていました。
現在は、環境都市として注目されている工業都市で、小倉駅周辺は、幾つもの大規模な商店街が存在する下町感溢れる中心市街地を形成しています。
サブカルチャーにも力を入れており、駅裏の「あるあるシティ」は全フロアにメイドカフェやアニメイトなどのサブカル系ショップが入った珍しいビルで、様々なイベントが行われており、一見の価値ありです!
小倉
最寄り駅:小倉駅 新幹線で約20分
ぐるりっち北九州
https://www.gururich-kitaq.com/model-course-area/kokurakita-ward
あるあるシティフロアガイド
https://aruarucity.com/floor/
13. マリンワールド
マリンワールドは、福岡市内にある水族館です。
海の中道海浜公園すぐそばに立地しており、イルカショーやペンギンなど多くの水生動物を見ることができます。
特に「ラッコ」は、日本では三重県の鳥羽水族館とこのマリンワールドでしか見ることができず、どの子も高齢なので、ラッコに会うなら今しかありません!
近くに併設する「海の中道海浜公園」は、後述しますが、特におすすめの観光スポットなので、ぜひ合わせて訪れてみてください!
海の中道海浜公園
最寄り駅:海ノ中道駅 博多から約35分 百道浜から定期船が就航しています。
マリンワールドHP
https://marine-world.jp/
1日予定を組んで行く観光地
次に、滞在時間が長かったり、福岡市内から離れていて中日に観光するのがおすすめの観光地を紹介します!
1. 柳川
福岡県南部の城下町「柳川」は、福岡県内有数の歴史的な観光地です。
太宰府と同じく、西鉄電車でアクセスでき、柳川城下町に広がるお堀を巡る川下りを楽しめます。
こちらから西鉄福岡天神駅から柳川駅までの往復きっぷと、川下り乗船券がセットになった観光きっぷを購入することができます!
柳川は「うなぎ」の蒸籠蒸しが有名で、川下りの下船先に多くのうなぎの飲食店があるため、柳川でうなぎに舌鼓を打つのもおすすめです!
柳川
最寄り駅: 西鉄柳川駅 西鉄福岡(天神)駅から特急で約50分
特急料金はかかりません。
柳川市観光サイト
https://www.yanagawa-net.com/
2. 糸島
糸島市は、近年観光地として急激に知名度が上がっている地域で、多くの観光客が糸島の海辺に訪れます。
綺麗な海辺には、鳥居の先に浮かぶ「夫婦岩」や海鮮丼で有名な糸島食堂、数多くのおしゃれなカフェなどの観光スポットが点在し、自然を楽しむのに最適な場所です。
ただ、観光地までのアクセスがあまり良くないので、最寄り駅からバスを使うか、レンタカーで移動するのがおすすめです。
糸島
最寄り駅:筑前前原駅 博多駅から地下鉄直通 約40分
糸島観光サイト つなぐ糸島
https://kanko-itoshima.jp/
3. 門司港
門司港は、福岡県・北九州市で最も整備された観光地です。かつては本州と九州を繋ぐ玄関口として栄え、JR九州の本社も立地していました。
近年、門司港周辺の観光地化が進み、個人的には県内で最も「観光」感を楽しめる場所になっています。
対岸には山口県下関市を一望でき、門司港-下関(唐戸市場)間を往復する関門汽船が運行されているので、合わせて観光できます。海鮮好きにはたまらない観光地です!
門司港
最寄り駅: 門司港駅 新幹線利用で約40分 特急利用で約1時間20分
門司港レトロ観光ガイド
https://www.mojiko.info/spot/
山口県観光サイト 唐戸市場
https://yamaguchi-tourism.jp/spot/detail_11069.html
4. 海の中道海浜公園
個人的に最もおすすめなのが、日本を代表する陸繋砂州「海の中道」海浜公園です。
福岡市東区の志賀島と福岡を繋ぐ陸繋砂州の真ん中に位置する国立公園で、広大な公園内のサイクリングを楽しめます。様々な動物がいる「動物の森」や多くの遊具、松原や美しい海岸線など、青空の下で様々なスポットを巡りながらアクティビティを楽しめます!
夏には福岡一の巨大プール施設「サンシャインワールド」、ネモフィラの季節には広大な敷地に広がるネモフィラを見ることができ、冬には花火大会もあります!
1日を費やすことになりますが、福岡タワーのあるももち浜から定期船が出ており、ぜひあわせて観光をお勧めします!
海の中道海浜公園
最寄り駅:海ノ中道駅 博多から約35分 百道浜から定期船が就航しています。
海の中道海浜公園 HP
https://uminaka-park.jp/
目的別観光ルート!
長くなりすぎたので次回に続きます!
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